自己破産をするかどうかの基準

借金があっても、なるべき破産はしたくないという相談者の方もいらっしゃいます。
当事務所では、可能な限り、依頼者のご意向にかなうよう処理しますので、その場合は、任意整理で何とかできないかを検討します。

任意整理とは、自己破産などをせず、返済計画をたて、業者と交渉し、借金を少しずつ返していくというものです。
弁護士が介入して任意整理をする最大のメリットは利息をカットしてもらえることが多いということです。

通常、消費者金融では、10%から18%と高い利息をとっています。
仮に借金が200万あるとすると、1年で36万円ほど利息がつくということになります。
そうなると、毎月3万円返していたとしても、元金はいっこうに減りません。

ところが、弁護士が介入して、消費者金融と交渉し、利息をカットしてもらえれば、返済していた毎月3万円が全額元本の返済にあてられることになります。
もちろん、業者も、単に好意で利息をカットしてくれるわけではありません。
自己破産をされるよりは、元本だけでも返してもらえればと思っているのです。

もっとも、任意整理の場合、あまりに長期(5年を超えるようなケース)の返済計画を出しても、業者は受け入れてくれません。
また、依頼者の方のことを考えても、3年を超えるような返済計画では、気持ちが続きませんし、仕事や健康に問題がおこらないとも限りません。
そのため、通常は、3年の返済計画を組むことになります。

したがって、自己破産をするかどうかの基準は、3年で返せる額かどうかというものになります。
たとえば、先ほど例にあげた、200万円の借金だと月に5万〜6万円ほど用意できれば、3年で返せる計算になります。

余裕を見て、月に6万円を用意できる場合は任意整理で、難しい場合は自己破産を検討するということになります。

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